「 実りある年になる様に 」
証券取引所の大発会の鐘が鳴らされ、新年の仕事がスタートした。
それぞれの仕事も始まり、街は動き出した。
今年も大きな災害が起こらず、実りのある一年になって欲しいと祈りたい。
ハウスも動き出した。
問い合わせの対応に忙しくなりそうである。
この時期、楽しみが沢山ある。
ハウスを卒業していった人たちからの、近況報告である。
「結婚しました」「子供が生まれました」「2人目です」など、嬉しいお便りや、
活躍している近況などが飛び込んでくる。
住んでいる時は、娘と同じような感覚で接しているが、
卒業してお母さんになった時は、
先輩ママとして、悩みや迷いの相談を受ける。
こうしているうちに、どんどん「そと孫」が増えて、今や10人となった。
それぞれが成長し、シッカリと家庭を築き、本当の幸せを見つけてくれるのが嬉しい。
他のハウスではどう運営しているか知らないが、
私の担当するハウスに入居している住人さんには、
折に触れ「35歳くらいまでには結婚しなさい」と言っている。
従ってあまり年齢の高い人の入居は、出来たら裂けたい。
各々事情があって結婚せず年齢を経てしまったり、分かれてしまったのだろうが、
女性はくやしいかな35歳を過ぎると、様々なリスクを抱えてしまう。不利になる。
のんびり構えている娘たちを、
早く「生涯の伴侶」の元へ届けてあげたい。
せっかく女性に生まれたなら、母になる・子供を抱く幸せを味合わせてあげたい。
しかし、親のように「早く結婚しなさい」とは言わない。
逆効果である事を知っている。
むしろ自分の経験を混ぜながら、後から気付いたリスクや失敗談を教えて、
同じ失敗をしないで欲しいと伝えると効果があるものである。
心のどこかに、少しだけそんな話が残せたら、
彼女たちは相手に会った時に決断できる。
年齢を考え行動出来ると信じている。
すんなり結婚した親には、その経験が無いので焦って「早くどうにかしなさい」とばかり言う。
しかし解決策が無い。焦らせてもいい結果は出ない。
焦らなくてもいいけど、年齢が過ぎるとこんなリスクが出てくるよ。
と少しずつ教えてあげると、利口な彼女たちは、シッカリ理解してくれる。
さて、今年は何人の寿卒業者が出るのか、楽しみである。
大家としては部屋が空くので痛い話であるが、仕方ない。
2014・1・6
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2015年3月18日 |