「日本人とお米」
半夏生(7・2)の頃までには、田植えは終えておくらしい。
連日の高温で苗は元気に育っているだろうか。
毎日食しているお米について、
我々はどれ程の知識を持っているのだろう。
今日の産経新聞に、興味のある記事があった。
お米には自然免疫の働きを活性化
させる
「糖脂質」(米糠と澱粉層の間に
挟まれている部分)が多く含まれて
いるそうだ。
「糖脂質」とは、免疫力や自然治癒力を高める細胞を活性化させ、
元気にする物質」で、
「マイクロチャージ」と呼ばれている。
脳やリンパ節・皮膚・肺・骨など
至るところに存在し、
体内に侵入した細菌やウイルスを
感知して撃退し、体を守ってくれる
物質らしい。
研究グループの調査によれば、
この「糖脂質」を多く含み、
栄養価と旨みの高い亜糊粉層と
胚芽の底の部分(金芽と称す)を
残した、無洗米が望ましいという。
一日2合ほどで、希望摂取量/日の
1/3を賄えるそうだ。
すでに全日空のファーストクラスや
丸の内のタニタ食堂でも採用されているそうだが、
私もそんなすごい効果があるとは
知らずに、気に入って食べていた。
5年程前に無洗米に切り替えた。
少し割高ではあったが、
とぎ水を節約出来、
味が年間均一である事、
目で見える発芽の部分にうっすらと
芽が残っていて、
何だか良さそうと試してみた。
若い頃よりご飯の量も減ったので、
少し良い物をと思ったのが
キッカケだったが、美味しいのだ。
断水の時でも便利で、震災の時は
重宝した。
生活習慣病やアレルギーの予防に
なるという。
期待大である。
2013・7・12
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