「都市の交通事情」
地方都市に比べて、東京は交通に関してとても恵まれていると思うが、更に便利になるようである。
都営地下鉄と東京メトロの「運営改革会議」が行われ、
各地下鉄間の乗り継ぎ割り引きや、終電時間の検討など、
サービス向上の一元化を図るための会議が行われた。
一元化が実現すれば、東京の交通事情はもっと良くなるだろう。
すでに私鉄と地下鉄各社は連携しており、遠方まで乗り換えなしで行かれる様になっている。
全ての車両ではないが、うまく時間を合わせると楽に行かれる。
ただし、利用状況は複雑になり、始・終点がなくなるため分かりにくい。
鉄道線図などをよく見て、上手に利用したい。
一方ツアーバスと言われていたバス路線の廃止が行われる。
昨年の関越自動車道ツアーバスの事故を境に、再発防止のため規制が強化されたためだ。
「乗り合いバス」一本化になった訳だが、経営条件に合わない会社が
撤退した。
利用者は意外と多い。
新幹線や飛行機は時間的に早いが、料金が高すぎる。
上京しても、なかなか帰省出来ないのが悩みでもある。
シェアハウスの住人さんは、比較的若くて収入も少なめである。
だからこそ、合理的にシェアして生活している訳だが、
都会に出た娘に親は「帰省しろ」と言う。
しかし交通費をくれるはずもなく、更に帰省するならお土産代も必要である。
近場であれば交通費も安いが、遠方ではかなりの負担となる。
必然的に安いバスの利用を余儀なくされる。
このような理由で、バスの利用客は結構多いのだ。
これから帰省ラッシュが始まるが、今年は安く帰れるのだろうか。
2013.7.31
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