女性専用シェアハウス
運営者のブログ集
   2015年8月11日

  「 本日は防災の日。」

改めて地震の怖さと被害を考えて、備えを心がけたい。

消費税増税の是非を考える政府の「集中点検会合」は、有識者60人を集め、6日間で7回行われた。

増税後の景気対策等を条件に話し合われたが、

予定通りの実施に賛成したのは、60人中44人(73.3%)だった。

賛成派に共通するのは、財政再建の遅れと長期金利の上昇を警戒する意見、

一方の反対派は、回復基調にある景気が腰折れするのではという

懸念と、低所得者の負担増を心配する意見で、最終判断が待たれる。

首相ブレーンの内閣官房参与は、来年4月の8%を見送り、

平成27年10月に10%を上げる案を主張している。

各者の意見は新聞に綿々と出ているが、いずれの場合も私のハウスの

住人さんは若く収入も少ないので、増税による生活費の圧迫は避けられないだろう。

出来る限り自炊し、弁当持参を勧めている。

自炊で家計のやり繰りを工夫し、対応する事くらいしか、我々庶民には出来ない。

しかし利点もある。少しずつ料理の腕を上げ、作る事へのストレスが減る。

工夫して結果が出れば励みにも自信にもなる。

ハウス内でも心して節電に励み、電気をパチパチ消す。

各部屋でどうしているか確認出来ないが、TVのつけっ放しや無駄な事を抑えてくれたら、嬉しいことである。

なかにはちょっと「やりすぎ」の人も出没して来る。自室の電気代節約のために、共用

スペースでアイロンがけをしたり、更には廊下のコンセントで携帯の充電をしたりするのだ。

これは仲間としてどうだろう。自己中心的ではないのか。

共用部分の光熱費は人数割りである。

仲間に負担が掛かるのを考えたら出来ないだろう。

それを平気でやってしまう人は、得をしたと思うだろうが、

いつかは気付かれ信用を失う。仲間への思いやりに欠ける。


「情けは人のためならず」と言うが、情けは掛けない方がいいと理解している。

しかし他人に情けを掛けるという行為は、「ほどこし」であり、巡り巡っていつか自分に返ってくる。

日本には「お互いさま」という優しい言葉があるが、

他人を思いやると、その人たちも他人を思いやるので、助けあえる。

東日本の大震災で、暴動が起こらなかった日本を、

海外の人々は驚異をもって見ていたと言われる。

「略奪」も起こらず助け合う姿は、本当に日本人の良心だと思う。

そういう人でありたいものだ。

2013・9・1

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