「日本人が持っていた誠実さ」
台風被害支援のために、自衛隊国際緊急援助隊がフィリピンに到着した。
多くの犠牲者を出したレイテ島のタクロバンの被害は、東日本大震災に匹敵するものであったと報告された。
特に日本は第二次大戦の激戦地であったが、レイテ島民は友人感覚で迎え入れてくれたそうだ。
一日も早く医療や食料の不安をなくしてあげて欲しい。
戦争時代の思惑を、今もグズグズ言っている国もあるが、
災害時はどの国でも協力をして、
早く手を差し伸べるべきだと思う。
感情をあらわにせず、とにかく助けることが、最優先であろう。
日本は今少しずつ誠意という心を失い始めている。
JR北海道にしても、東電の不始末にしても、自分がよければ他人はどうでもいい、という風潮が広まってきてしまった。
本来の日本人はそうではない。
自分の事をさておき、まず家族や隣人を思い心を尽くした。
お年寄りや体の不自由な人を優先し、譲り合ったものだった。
しかし、現代は高齢者を押しのけ、自分がと前に出る。
後ろにされた人の事などお構いなしで、見ていて非常に醜い。
ハウスを運営していても感じるが、
80%の人は教えなくても自然に私の健康まで気遣ってくれる。
こちらはお客様だと思っているので、びっくりする。
優しい気持ちが、自然に言葉に出るようだ。有難いことで嬉しい思いを味わっている。
いい奥さん・お母さんになるだろうとホッとしている。
残念だが、残り2割は自分大好きで、人の事など見向きもしない。
思いやるとか、譲るなどやったことが無い人で、それに気付いていない。
人間としてどちらが幸せか、感じ方次第で分からないが、
暖かい心はいつも持っている人でありたい。
2013.11.18
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