女性専用シェアハウス
運営者のブログ集
   2015年7月5日
 
「先人の知恵」

吹く風が一段と冷たく感じられる気温になってきた。

これから乾燥注意報が毎日のように出され、ぱりぱりの空気となってくる。

乾燥と共に、インフルエンザが暴れだすので、外出から帰ったら、手洗い・うがいは忘れてはならない。

一番単純だがこれが効果大のやり方である。

昔は今より暖房器具が発達していなかったので、加湿という事にあまりこだわっていなかった気がする。

せいぜい濡れたタオルを干す位である。

エアコンが発達し、建物に隙間がなくなったので、暖かさは増した。

しかし、

結露などの問題もあり、湿度対策はなかなか難しい。

加湿器を使えば、喉は楽になるが、カビが発生しやすい状況を作ってしまう。

加湿しないとカラカラになり喉などを傷めてしまうのだ。

昔から利用されている「民間療法」といわれる喉対策が、数点ある。

花梨・ゆず・しょうが・大根などに、蜂蜜や水あめ・砂糖などを加え、

成分を糖分の中に抽出する方法で、なかなか効果があるものだ。

2~3年前にブームになった「ゆず茶」は、茶と言いつつもお茶ではない。

ゆずの皮を千切りにしたものに、蜂蜜や水あめを加え漬け込む。

ポイントは、ゆずの種を一緒に入れる事。

種の中の成分が喉に良いらしい。

1週間経てば出来上がる。保存も出来、そのままジャムのように食すか、お湯で割りホッとレモンのように飲む。

手に入りにくいが花梨は、輪切りにして蜂蜜に漬ける。

これも結構日持ちするので、花梨の出回る時期に漬け込み、保存して飲む。

しょうがは摩り下ろし、マグカップにお湯を入れ、大匙1杯ほどの絞り汁を混ぜる。

そのままでは飲みにくいので、砂糖あるいは蜂蜜を適量入れて飲む。

初期の風邪による喉の痛みに、とても効くし温まる。

大根は1~1.5センチの角切りにして、大根がひたひたになる位まで水あめか蜂蜜を注ぐ。

1時間くらい常温に置くと、大根が驚くくらい皺皺になり縮む。

成分は密の中に出たので、大根は取り出す。

空き瓶やプラスチック容器の大きさに合わせ作ると良いが、他のものに比べると、あまり美味しくはない。

しかし大根は咳止めにもなり、なかなか優れもので、更に直ぐ作れる上、安価である。

冬は蜂蜜が大活躍するので、常備しておくと便利である。

唇の荒れには蜂蜜を縫ってラップをかぶせ、30分くらい置くと治る。

カレーには大匙一杯入れると、コクが出て美味しくなる。

万能選手だ。

昔から言い伝わる先人の教えには、
現代でも充分通じる様々な工夫と知恵があり、関心する。

2013・11・29

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