「ながらスマホの危険」
若者に限らず、スマホを操作しながら歩く 「ながらスマホ族」が問題になっている。
10月には死者も出てしまっている。
電車に乗っていても、駅の構内でも、さらに街中をスマホ画面を見ながら歩く人が増えた。
全く前を見ていない無防備な体制で、歩いてくる。
高齢者にぶつかり、転ばせてしまったり、自分がつまずいたりする光景は、毎日のように見る。
非常に危なく、迷惑な行動である。
若者ばかりでは無い。
いい年をしたおじさんが、画面に釘付けとなり前を見ない。
車すれすれでヒヤッとした光景も、一度や二度では無い。
そんなにゲームやネットを、見続けなければならない事態があるのだろうか。
ゲームは家に帰ってゆっくりやればいい。ネットもそんなに見る程情報が欲しいのかと思ってしまう。
格好ばかりの気もする。
さすがにおばさんは少ない。
これは危険意識という前に、スマホを操作することが出来ないからと思われる。
高齢でも携帯メールを上手に使う人もいるが、
大方は、40代半ばあたりから携帯の操作は苦手になってくる。
私は60代だが、友人の70%は携帯を持ち、娘や息子・孫と簡単なメールのやり取りをしている。
しかし残りの20%は、携帯は電話のみかメールは受けるだけという人である。
更に10%は携帯すら持たない。
機械操作が苦手という女性は多い。
特に年齢が高くなれば、その確率は上がる。
勤めを持ったまま年齢が上がった人は、職場でパソコン等触れる機会もあるので、意外と抵抗無く取り入れている。
そんな意味で、高齢の女性のスマホ率は少ないようだ。
私もまだガラ系携帯で済ましている。
パソコンでも携帯でもメールはスムーズにこなせるが、スマホの操作はまた少し違うので、手を出していない。
世の中はいずれスマホ一色になりそうであるが、どこで切り替えるか悩んでいる。
一日かなりの数のメールをする。それは済んでいる住人さんであったり、案内をする新しいお客様だったり、様々である。
夕方から夜にかけて、帰宅した住人さんから連絡や相談・健康伺いなど有難いメールが入る。
時として3人位の人と同時にメールのやり取りをする日もあって、もたもた返してはいられない。若い人は返信が早いから。
新しい機種に変えると、スムーズに文字が打てなくなるので困っている。
悔しいが脳の老化は起こっているので、慣れるまでの時間が長引くのである。
文化や機械の発展は嬉しい事であるが、
夢中になって事故にあわないように注意していただきたい。
2013・11・7