秋風が心地よい季節になった。
移動にも最適な気温で、新たな家捜しにも精が出る頃である。
シェアハウスの業界でも、違法の取り締まりなど厳しい国交省の改善命令が出ている。
違反していないハウスにとっては、何ら問題はない。
何故厳しく取り締まるのか、それは命を守るため。
火災が起こった時に
逃げ道が無いのは困る。
ネットカフェなどの本来宿泊が出来ないところに若者が集まる。
時としてそこで仮眠をとる。
あるいは倉庫や事務所を仕切り、居住として認められていない所を、宿泊所として提供している。
細かく仕切ると空調等が効かないので、部屋の上部を空けたりしている。
逃げ口・窓・消火器など無く、危険極まりない。
こうした業者が増えた原因の一つとして、不動産屋さんの仲介手数料等のコスト高がある。
シェアハウスには、仲介手数料は無い、敷金・礼金・保証人もないので、
どうしてもこちらに人は流れがちで、商売になるのだ。
一般的に、正しい運営をしている業者ほど、防犯や防災に心がけ、
より安全な施設の提供を行っているものだ。
火災についても、口うるさく注意をしたりして、防災に注意を払っている。
基準値が発表されているので、気になる人はネットで閲覧すると良い。
コモンハウスも近々にプリントを各ハウスに配布する予定である。
一番大切な事は、住み心地ももちろんだが、安全である。
安心して生活できるハウスを選ぶのは、お客さんの眼力なので、養って頂きたい。
2013・9・28