「これからのシェアハウス」
台風20号が千葉沖を北東に進み、高気圧が西から本州を覆う。
九州・沖縄は晴れているが、関東地方は雨空である。
先日の国交省のシェアハウスについての発表以来、シーズンにも関わらず問い合わせがパッタリ止まった。
移動した先で、何かあると困ると思うのか、深く読み込んでいないのか、動きが止まっている。
多分今ハウスに住んでいる人にも、不安は出ているのかもしれない。
コモンハウスは、法律に違反した建物は無いので、安心して生活していただきたい。
あまりに粗悪な業者がはびこったので、国が動き出したのだ。
前にも書いたが、選ぶ人もよく見る目を持つ事。
あわてて見学すると、期日ばかりにとらわれて、肝心な欠点を見落としてしまう。
選ぶ場所も数箇所選び、決めるまでに一月程余裕を持って探せば、いい物件に出会える。
1~2週間でバタバタ探すから失敗してしまう。
管理や清掃状態を細かく確かめ、行き届いているか確認するだけでも、
かなり粗悪な業者は排除することが出来るものだ。
私の管理するハウスでは、月~土まで毎日清掃を行っている。
特に台所や風呂場・トイレなどが手間をかける所であるが、排水溝は毎日ピカピカになっている。
これらが汚いハウスは、管理がずさんな業者が多い。
住人さんに当番制でやらせるのは、お客さんと思っていない証拠である。
「貸してやってる」この気持ちの現れが、管理を甘くする。
確かに貸してはいるが、住んで頂けなかったら収入には繋がらないので、
やはり大切なお客様であることに間違いはない。
いかに心地よく、長くそして綺麗に住んでもらえるかである。
清潔に保っていたら、汚す人は出ない。誰でも綺麗な所に住みたいので、汚そうとはしない。
たとえ汚れても、その日に清掃していたら、汚れもすぐ落ちる。
管理者や管理会社がどう対処しているかを、しっかり見極めないと、
とんでもない物件に住むハメになるのである。
しばらくは、この閑散とした状況が続くのであろうか。
2013・9・26